特許査定

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2018/08/16(木)

特許査定

今日、特許庁から4件目の「特許査定」を頂戴した。
これで、少なくとも3年分の特許料を支払えば、特許番号が書かれた「特許証」が手に入る。
もっとも薄黄色の特許証は形だけのもので、それを例え紛失しても特許権には何の影響も無い。運転免許とはちと違う。
私は、他の書類と一緒くたに引出しに仕舞っているが、
よく見掛けるのは町工場等の社長室や応接室などに飾ってあるのが、そういう用途が主なのだろう。

これで取得した特許は4件目、そのうち弁理士さんのお世話にならずに取れた特許が2件。
確かに弁理士さんのような専門家のお世話にならないと難しいのが、一連の特許手続き。

以下にカンタンに手続きを述べると・・・・
アイデア起案
図面作成・明細書作成・請求項作成
特許庁へ出願
審査請求 審査料減免願い書類作成 早期審査請求願い書類作成
特許庁へ提出
<審査待ち>
拒絶理由通知書受け取り
拒絶対応書類(意見書、補正書)作成
特許庁へ提出
<審査待ち>
特許査定
特許料支払い 特許料減免願い書類作成
特許庁へ提出
<特許証発行待ち>
特許番号付き特許証受領

(以下は出願直後に行える外国特許出願)
PCT国際出願 出願料減免願い書類作成
特許庁へ提出
各国移行各国移行の為の補助金願い書類作成
各国移行そのものは弁理士にお願いしないと手に負えないので、ここからは独自出願は無理。

あ~書いてるだけで面倒臭くなってきた。そもそもカンタンじゃねーし
上記をを弁理士さんの力を借りずに独学で出願するのは限りなく不可能に近い。
だから、最初の2件迄は弁理士さんから色々と教わりながらノウハウを蓄積してから自力出願に至った。
確かに自分で出願するのに比べて、約10倍くらい費用は掛るが、私の場合、「授業料」だと思って弁理士さんにお願いしたのだ。
単に、出願を仕事としてお願いするのでは無く、「自分で全部やったとしたらどうするか?」という前提でネホリハホリ聞きまくった。
お陰で、良く本屋さんのビジネス書コーナー当たりで見掛ける「あなたも自分で特許書類が書ける」的な本ではまず書かれていない事や、
普通では理不尽な事の様に感ずる事を「何故そうするのか」と言った事を知る事が出来た。
まあ、何でもそうだが、「教えてもらう」という事は黙って教わるだけでは、絶対にダメで、こっちからガンガン質問していかないとダメ。
こういう専門的な事は特にこっちから聞かないと教えてくれない事は山の様にある。
そもそも、「自分で出願したい」という人に弁理士が自ら自分の仕事を減らす様な事をする訳が無いだろう。
しかし、聞かれたら答えないと仕事にならないから、当然答えてくれる。つまり質問の質が非常に重要だという事。
私の場合3回の出願(最初の1回目は出願取り下げをした)と福岡県の中小企業支援窓口事業の講習会や専門家派遣制度を有効に利用(本当に有り難い制度だ)させてもらって、
「これなら行ける」と判断して独自出願に切り替えた。

しかも、今は、調べ物から出願書類入手、電子出願に至るまで、極端な話、外出せずにネットで出来てしまう。いや、本当に有り難い。
とは言え、特許はその特許としての経済的価値はともかく、新規性と進歩性があって、「拒絶理由を発見しない」ものは例外なく特許が取れ事になっている。
事実今日受け取った特許査定にも「拒絶の理由を発見しないので特許査定します」と書かれている。
別に特許の判定基準に「素晴らしい特許」とか「スゴイ特許」とか言うのは無いのだ。
逆に言うと、どんなにクダラナイ発明であっても、上の条件が揃ってしまえば「特許」になる。
だから特許が取れた事に別段感慨は無い。
だって単なる事務手続きに近いから。
まあ、単なる手続きにしてはそれなりにお金も掛り、かつ厳密で面倒臭過ぎるが。
強いて言えば特許査定が通るという事は、自分のアイデアが独自である事を公的に証明された事位かな?
それよりも、自分の発明が世の中に受け入れられた時の方がうれしいに違いない。





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